茨木のり子さんの詩
Mウさんがmixi日記に書いていた、茨木のり子さんという詩人の詩。

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「自分の感受性くらい」

ぱさぱさに乾いていく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分でまもれ
ばかものよ

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あまりにいいので本を探してるんですが、どこの本屋にも在庫が無いんですよね。あえて予約しないで、たまたま置いてあったときに買いたいんですが。

茨木のり子(Wikipedia)
簡単なプロフィールと長いインタビュー
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by chihosh | 2006-03-14 17:58 | Material


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