北海道で言われたこと
今年で86歳になるおばあちゃんのお見舞いに行ったら、
たどたどしい言葉で
「千穂は東京の人になっちゃったんでしょ?もう戻ってこないんでしょ?」
みたいなこと言われました。
なんだか申し訳なくて何も言えなかった。
「千穂のこといーっぱい思い出すよ。お母さんに勉強できないって怒られて、
私なんて生まれてこないばよかった、って泣いてたよ」って、
急に私の思い出話を始めて、すごく戸惑ってしまった。
そしたら親戚のおばさんが、千穂ちゃんはそのときは悲しかったけど今は幸せだから、
おばあちゃんが元気ないことが一番悲しいんだからね、元気になってね。って
話しかけるわけ。
もうそれ聞いたらこみあげてきちゃって、そっと病室を出て廊下で涙がとまらなかったよ。
親が共働きでずっとおばあちゃんに育てられてたから、
ああおばあちゃんが弱ってる、と思うと堪らなかった。
あー私、今まで何をしてきたんだろう。

結婚式でスピーチもしてくれた親友に5年ぶりに会ったら、
「千穂は才能あるのになぜもっとお金稼がないの」
みたいなこと言われました。
私だったら写真売ったり絵を売ったりするのに、って。
彼女にしてみたら私は才能あるように見えるかもしれないけど、
もっともっと、超たくさん才能ある人は居るのさ。東京ってとこにはさ。
でも彼女はどんな境遇でも弱音を吐かず、
いつも前向きで、愚痴なんか言ってるのを聞いたこともないし、
私のように言い訳なんかしたりしないんだ。
見習わなきゃね。

親と居酒屋で飲んでるとき、
父に「千穂はがんばりが足りない」みたいなこと言われました。
「がんばりすぎないようにね」と言われることはあっても、
「もっとがんばれ」と言われたのは久しぶりだなぁ。
そういえばうちの親はいつもそうだった。
小さいころからずっと、テストでいい点とっても、絵のコンクールで入賞しても、
「次はもっとがんばりなさい」って言われてたな。
「よくやったね」って一度も言われた記憶がない、言われたかったなぁ。
私がいつも誰かに認められたいと思っているのって、
こういう教育のせいなんだろうなー。
確かに今、親が私に期待していることと自分の生き方とを照らし合わせてみると、
ものすごく足りないと思う、がんばりが。
じゃあどうする?って話なんだけど、
ちょっと難しいな。

いろいろな事がなんだかもうって感じです。
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by chihosh | 2007-08-28 13:28 | Material


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