混沌日記
先週からアートディレクター講習を受けています。
今までわかっていたつもりになっていたけど、
アートディレクションってどういうこと?っていうのを
再確認できて、みるみる自分がバージョンアップしているのを実感してます。
忙しいとなかなか時間をとるのも難しいけど、
今は勉強するにはすごくいい時期だと思ってます。
今まではとにかく作るってことに集中してたけど、
それをきちんと言葉にしたり、理論立てて伝えたり、
そういうことも大事だなぁと思うようになりました。
たった一言、誰にでも伝わる明快なキーワードがあるだけで、
プロジェクト全員が意思疎通できて方向性が定まる、っていうことが
あるなぁ、とか。
これは、最近読んだ佐藤可士和さんの「佐藤可士和の超整理術」にも
書いてあって、すごくうなずけた。
とはいえ、見たときにすっと入っていくような、
「なんかわかんないけどイイ」と思われるものを作りたいと思う。

ところで今日のAD講習で話題になって、引き続き考えていることがひとつ。
私は、よいデザインというのは意識されずに
知らずに便利になっていたり使いやすかったりするものがいいと
思っているのですが、つまりそのモノ自体が使い方を
示唆していて(アフォーダンスっていうんですか?)、
考えさせないものがいいデザインなんではないかと思っているのですが、
それよりも、使ってハッピーになったり、うれしかったり、
美しいなぁと思ったり、そうやって意識されていくもののほうが
よいデザインといえるんだろうか?

今日知ったんですが、ユーザビリティって国際規格で定義されているんですね。
ただ「使いやすい」っていう風にしか言葉を捉えていませんでしたが、
国際規格によると「特定の利用状況において、特定の利用者によって、
ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、
有効さ、効率、利用者の満足度の度合い」だそうで。
ってことはですよ。たとえ使いにくくても、満足度が高ければ
ユーザビリティは満たされていると言えるってこと?

とにかくこれからは、今以上に常に世の中をよく観察しなきゃ
いけないというか、疑ってかからなきゃいけないというか、
「現状そこそこ使いやすいけど、もっと使いやすくならないかな?」とか、
「これの本来あるべき姿ってなんだろう」とか、日々考えなきゃ、と思います。
誰も発見していないだけで、もっといい方法があるかもしれないから。
でもそれって、対象をよく観察していれば見えてくるんだと思う。
絵を描く時も…普通に見てると葉っぱはただの緑なんだけど、
描こうと思ってじっと観察すると、いろんな色が見えてくるんだよね。
夜空もただの紺色や黒なんかじゃないし。

ちなみに講習中、唐突にすごいアイデアが思い浮かんで
ノートにメモしたんだけど、そのアイデアっていうのが
「お掃除不要な床」。
猫トイレのように床が二層式になっていて、上の層は
格子状の枠組みだけがあって、下の層にホコリが溜まり、
下の層を引き出して取り替えるだけでお掃除終了。掃除機不要。
講習中、これはすごい!と思って興奮したけど、
今思い返すとぜんぜんすごいアイデアじゃない。
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by chihosh | 2007-11-26 23:45 | Material


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